【情シス日記】「技術者倫理入門」第2章を読んで

この章では「技術者は専門家であるか」ということについて書かれています。技術者(engineer)と技能者(technician)、専門家(professional)について前置きした上で、日本における技術者の定義として技術士を例に挙げています。

結論については本書を読んでいただくとして、私自身、技術者と技能者のどちらだろう、と考えたときに、どちらも該当しないのでは、というような気さえ覚えてしまうのです。

倫理観については、前回書いたようなものを持っていますが、それが専門家としてのスキルもしくはリテラシーとして正しいものであるか。そういうことについて考え始めると、夜も眠れなくなりそうです。実際、最近睡眠リズムがおかしいのですよね…っと、脱線しました。

技術士というレベルの境地に達していない私、技術士というものに憧れや尊敬を抱いていますが、さてはて、そこにたどり着くためにはどれほどの研鑽が必要なのか。これは言わずもがなでしょうね。

【情シス日記】「経営参謀の発想法」第1章を読んで

昨日に続いて、今日もボスから(以下略)である本の紹介。

まず、第1章では「戦略」について記されています。軍事用語である「戦略」とはどういうことか、から始まって、軍事と経営の違いに言及されています。

「タクチーキ」「ストラトギー」「ストラテジー」「タクティクス」「オペレーション」などの用語が紹介され、初めて聞く言葉も出てきて、戸惑う私でありました。

ハワイ戦線を例に挙げて、用語解説を踏まえながらの経営モデルとの話が紹介されていますので、興味のある方はご一読ください。

このまま、2冊の本を交互に章単位で紹介というか読感をのせていきます。

【情シス日記】「技術者倫理入門」第1章を読んで

いつものように、ボスから送られてきた「技術者倫理入門」という本。もともとサーバやネットワークの管理をしていた立場からすれば、倫理について一般的なリテラシーは身につけているものと思っています。学生の頃、大学付属学校から講師としてやってきた人の講義を受けていたとき、その人が「管理者は全ての電子メールを盗み見ている」という発言をしたので、休憩時間に意図を尋ねると「そんな発言はしていない」とか言い出して、その後の講義で目を付けられていろいろアカデミックハラスメント受けましたが、結局履修放棄したことを思い出しました。過度な正義感で動くとこうなるんですね。それはさておき。

第1章では、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャー号を例に挙げて、組織の中の技術者の動向などが書かれています。世界中から注目されていた打ち上げでしたが、結果爆発事故となってしまったこの件についての解説となっています。

組織内における技術者の立場、むずかしいことは私も身をもって感じています。組織のためと半ば強制されて、倫理のかけらも無いような作業を受けざるを得なかったこともありました。そのような条件下で、技術者がどこまで倫理観を捨てずにいられるか、そういうことに関する問いかけをしてくるテキストです。

ここ数日、ニュースで中古車取扱業者の組織ぐるみではないかと疑われている事案もありますが、なかなか自分の信念だけを貫くのは難しい世の中なのだなぁ、と感じています。

本書を読むにあたり、いろいろ私自身も思うところはあるのですが、そんな価値観のすり合わせみたいな作業を経ながら、読解していこうと思っているのでありました。

「長崎県栽培漁業・資源管理型漁業推進協議会」の委員をさせていただくことになりました。

公募委員に応募していたところ、行政の方々のお眼鏡にかなったようで、委員を仰せつかることになりました。会議自体は年に数回とのことですが、ご期待に応えられるように努めて参りたいと思います。

なお、応募にあたっての書類の一部をご紹介します。

 世界では、人口の増加が続いており、それによって食料に対する需要が増大しています。さらに、水産物の需要もそれらに連動して飛躍的に伸びています。我が国においては、人口減少とそれに伴う水産業に従事する労働力が減少傾向にあるとともに、国力の低下に伴って漁場や市場で競い負け、収穫や輸入すら厳しい未来像が浮かびます。さらに言えば、飼料や燃料の高騰は、栽培漁業・資源管理型漁業の可能性すら閉じかねない厳しさもありえるものとも懸念が浮かびます。しかしながら、これから生まれてくる子どもたちを含めた『「次世代の食」を支える漁業』を技術面そして経営面で育成していくことは、絶望と戦うのみならず新たな未来を創造する大事な開拓と挑戦であろうと考えます。

 私個人は、これまでの人生の中で、漁業に接点はございません。しかしながら、農業分野におけるGAPとHACCPの普及の活動を一つの生活の糧としており、漁業への課題と可能性について、魅力的に見えております。産業としての漁業と、漁村という地域の暮らしと営みを支えていくことや、海からの食料供給とそれを支える飼料・燃料・人材などの必要要素の関与・連関の仕方、さらには海洋における生態系の維持といった体系的な理解を深めていくことを通じて、「食の安全・安心を守る立場」から何かささやかにでも貢献させていただくことができればと考えております。

 最近は、壱岐市における「とらふぐ」や、五島市における「まぐろ」の養殖について関心を持っております。洋上風力発電や太陽光発電による電力供給を取り入れるなど、新しい試みが進められていると聞いております。クジラなど、かつての船団による遠洋漁業から、こうした新たな形態を取り入れた「栽培漁業」「資源管理型漁業」へ姿を変えようとしている長崎県の漁業への期待は、ますます広がるものと思います。

 今回、この作文を作成するにあたり文献を眺めますと、世界中で、そして日本で、さらに言えば長崎県において、多くの漁業者、加工業者、水産物流通業者等が水産資源に経済的・社会的・文化的に依存していることがよくわかります。また、魚やウニなどへの餌に昆虫や食物残渣を活用している事例や、魚とその排泄物・餌の残渣を農業に活用している事例など、環境負荷の逓減をめざしたエネルギー対策やゼロエミッションを目指す活動が各所で進められていることも目立ちます。こうした取り組みについて、長崎県内の隅々に漁業者や漁業行政等の思いが染み渡り、また各地の主体間で連携・協働が進むような一助になればと考え、応募させていただいた次第です。

島原市雲仙市愛野町の展望台からの景色(と、すぐそばのラーメン屋さんのラーメン)と、南島原市北有馬地区の生産者さんからいただいたカボチャを写真でおすそ分けする話

7月21日は、今秋にJGAP(団体認証)の維持審査に臨まれる生産者さんの事務所にお伺いするべく、島原半島にお伺いしました。雲仙市愛野町近辺です。愛野の展望台から見える風景は下記のような雰囲気です。

展望台は、だいたいこのあたり。

7月8月は、どうやらJGAP認証の維持・取得のお仕事で島原半島にお伺いすることが増えそうです。健康に気を付けて、安全運転でお伺いしてまいります!

閑話休題➀ 

JGAP(団体認証)の維持審査に臨まれる生産者さんを構成する農家さんからカボチャのお土産を頂戴してしまいました!あまりにも立派でビックリ!

閑話休題②

愛野展望台そばに新しくできていたラーメン屋さんでお昼を過ごしました。JGAPのチェックリストを眺めながら、実際の農場運営の展開と整合性を取っていく作業には、脳にブドウ糖が必要です!

「WordPress 用プラグイン TS Webfonts for さくらのレンタルサーバ」のアップデートをやってみました

ある種のお告げのようなメールがやってきました…。

中身は、セキュリティホールのレポートが記載されたリンクだけがやってきましたので、「該当するかどうかを確認して、必要であればアップデートをして対応したまえ。なお、アップデートの際には事前にリスク分析をされたい。」ということとして受け止めました。

つまるところは、「セキュリティホールを埋める対応がなされた、新たなバージョンのプラグインが配布されているので、それにアップデート(更新)せよ」ということのようです。

早速、いくつかの管理している自社サイト等のWordpressによるサイトの管理画面を開いてみます。

確かに、セキュリティホールがあるバージョンを使ってますね。ただ、幸い、この画像のサイトではプラグインを有効にはしていなかったようです。

とはいえ、先々に利用するかもしれないことと、ひょんなことで作動してしまうことも考えられることから、この際、念のためにアップデート(更新)をしておきました。といっても「更新」のリンクを参照しただけですが…。

というわけで、無事に更新がされ、推奨されているバージョンへの対応が終わりました。

【情シス日記】書類とそうめん

ボスからレターパックが送られてきました。

書類…仕事の依頼ですな、ふむふむ。で、そうめん…(´・ω・`)?
開封してみます。

スマートレターに入った書類と、愛車無料点検のお礼が入ってました。よく見ると…。

ほほぅ、島原そうめんですか。
奈良には三輪素麺というものがありまして(ry

書類は明日取りかかるとして、そうめんをどうしたものか。
今夜はもう食材仕込んであるので、明日以降のどこかで調理してみようかと思っています。

ソーミンチャンプルーかぁ(ぼそっ

【情シス日記】オイルサーディンの炊き込みごはん

ボスから送られてきた謎の食材「オイルサーディン」を放置していたのですが、そろそろ食べようかと炊き込みごはんにしてみました。

米 3合
オイルサーディン 100g
カットしめじ 1袋
おろししょうが 10g
しょうゆ スプーン4杯
みりん スプーン2杯
酒 スプーン2杯
白だし スプーン2杯
水 適量

お米3合を用意して、しょうが、しょうゆ、みりん、酒、白だしを入れて、水を3合分に合わせました。その上にオイルサーディンとカットしめじをのせて、そのまま炊き込みごはんモードで炊飯。炊く前の写真を撮り忘れましたが、炊き上がったのがこちら。

そして、しゃもじでほぐして、お茶碗に。

感想としては、しょうがはチューブのおろししょうがよりも、刻んだしょうがのほうがよかったかも。あと、薬味で小ネギがほしかったですね。それから、調味液の「スプーン」というところが、ちゃんと大さじで計りましょう、という反省点です。大さじ、見つからなかった…(´・ω・`)。今回使ったのがカレースプーンでしたが、しょうゆは2杯くらい追加してもよいくらいに、ちょっと薄味ではありましたが、オイルサーディンの風味が感じられたので、これはこれでありなのかもしれませんね。

「長崎県地域包括ケアシステム推進協議会」の委員をさせていただくことになりました。

このたび、ご縁があって長崎県の設置する機関の一つ「長崎県地域包括ケアシステム推進協議会」の委員をさせていただくことになりました。長崎県のこれからの「地域包括ケアシステム」の充実(と維持)に向けて、会議の末席から事業者・地域住民としての声を届けていきたいと思います。

会議に実際に臨む際には、周りの皆さんからのお声も届けていきたいと思いますので、ぜひいろいろなお話を聞かせてください。

「令和の時代の地域包括ケア」「少子高齢化が進み、人口減少の時代に突入した長崎県の地域包括ケア」という概念で考えたときに、離島・半島を含んだ長崎県の介護・福祉の行政の方々や事業者・現場スタッフの方々の苦悩を考えると、現在そしてこれからは、相当な艱難辛苦があろうと考えます。重層型支援体制整備事業など新たな時代に対応した取り組みの意義は大きくありますが、介護・福祉の領域だけで実現できることではないと考えます。企業・職域団体や自治会・NPOなどの協働・共創がなければ厳しいものだと思います。

加えて、社会に参画するうえでの障害に苦しむ方々の社会的包摂や、自立支援とその一形態の伴走型支援といったものへの対応も、これから厳しさを増していくことだと思います。私の運営している会社や取引先にも、多重債務に苦しむ事業者とそのご家族や、家業を畳めない事業者とそのご家族なども少なからず存在します。

こうした方々が自殺や孤独死をしないで済む社会づくりを期待するとともに、在野の一事業者として実現したく考えております。制度のはざまにいるために行政の窓口を越えられない(窓口には行くのに、そこで「助けて」言えばいいのに言えない、ないしはそれに類する言葉を本人は伝えているつもりなのになぜか伝わらない)という方々の存在をお伝えするとともに、ごね得等の「声が大きい人だけが得をする社会」にならない仕組みづくりに向けて、何かできることがあればと思っています。