この章では「技術者は専門家であるか」ということについて書かれています。技術者(engineer)と技能者(technician)、専門家(professional)について前置きした上で、日本における技術者の定義として技術士を例に挙げています。
結論については本書を読んでいただくとして、私自身、技術者と技能者のどちらだろう、と考えたときに、どちらも該当しないのでは、というような気さえ覚えてしまうのです。
倫理観については、前回書いたようなものを持っていますが、それが専門家としてのスキルもしくはリテラシーとして正しいものであるか。そういうことについて考え始めると、夜も眠れなくなりそうです。実際、最近睡眠リズムがおかしいのですよね…っと、脱線しました。
技術士というレベルの境地に達していない私、技術士というものに憧れや尊敬を抱いていますが、さてはて、そこにたどり着くためにはどれほどの研鑽が必要なのか。これは言わずもがなでしょうね。