情シス担当、hiroyukiです。
岩波明著の「発達障害という才能」を読めるところまで読んだので、軽く感想を。
まぁ、いつものとおりボスからの指示なんですけど。
構成としては、第1章から第6章まで、それにヤマザキマリ氏との対談がついています。
発達障害の本なのに、冒頭に発達障害の定義とか書いていないのかな、と思ったら、第1章の後半で出てきます。
最近よく話題になる「大人の発達障害」という言葉についての著者の注意喚起や、一般的に誤解されている使い方についての解説を含みつつ、発達障害とは何か、について記されています。
第2章以降は実際の事例を挙げながら、解説していく、という流れなのですが、いろいろ専門用語が出てきたり人物が出てきたりして、途中で消化不良を起こしてしまいました(たぶん続けて読み過ぎた)。
途中休憩を入れながら読んでみると、もうすこしうまく読み進められたのかな、と。
さて、本題。
ボスからの指示としては「そういう(発達障害の)属性の人がボスだと回りが苦労する」ということで読み進めよと言われましたが、この本における発達障害という特性は決してネガティブなものではなく、むしろ好意的に受け止めて、適性を活かしていくことがよい、との記述と解釈したため、ボスの指示とは矛盾が生じてしまい、結果、しょんぼりとした読後感となったしだいです。
ほめたたえよ、ということだったのでしょうかね…。
また、時間を空けてもう一度読んでみようと思います。
発達障害について事例を交えながら解説している本をお探しの方はご一読いただけるとよろしいかと思いました。
おわり。