この本で頻繁に出てくるのが「トヨタ式」という考え方。
現状に満足せず、ムダを洗い出して、効率化を行うというもの。
1項につき見開き2ページで完結する構成になっていて、一つ一つを速読しても、また次も読みたいと思えるような文章構成になっている。
これらの「法則」を読み、理解し、実践することで「効率を上げる」ことができるような気がしてくる。
もちろん、私の環境が「整理・整頓」されておらず、それの「最適化」を図ることで、今まで以上の作業効率を得られる可能性を示唆しているように感じるためであるとも思われる。
第1章までだと、これらのような感想を抱いたが、第5章まで全て読み終えることで、よりよい環境構築やパターン化の実現ができるように思う。
この本を読むことが「ムダ」と思うか、「効率化」と思うか。
まるで試されているような気にもなってくる一冊である。